NPO法人どんまい

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2026年04月28日

4月に読みたい本

 

こんにちは。いんさつの咲々屋マスコットキャラクターの咲子です。

 

 

今月は松山になじみが深く新年度にふさわしい本をお勧めします。
夏目漱石:「坊ちゃん」

 

「あらすじ」
子どもの頃から負けん気が強く、いたずらばかりしていた主人公。無鉄砲なことばかりしていました。家族からは呆れられ、可愛がられなかった彼ですが、下女の清だけはいつも彼を「坊っちゃん」と呼んで、優しく見守ってくれていました。

やがて学校を卒業した主人公は、教師になることを目指します。そして生まれ育った東京を離れ、ひとり四国、松山の中学校へ赴任することになったのです。そこで出会ったのは、個性豊かな教師たちと、言うことを聞かない生徒たち。主人公は教師たちにあだ名をつけて、田舎での生活が始まります。

そんなある日、赤シャツと呼ぶ教頭がマドンナという美女と付き合っていること、また赤シャツがうらなりからマドンナを奪ったこと、赤シャツはうらなりのことを邪魔に思い、転勤させる気なのだと言うことを知りました。正義感の強い主人公は、赤シャツをこらしめようと同僚の山嵐と共に計画を立て始めるのです。

対決当日。夜遊びをする赤シャツたちを主人公と山嵐は待ち伏せをし、主人公は生卵を叩きつけ、山嵐は赤シャツを散々殴ってこらしめました。そのまま二人は学校を辞め、四国を離れます。

離れていく四国を船の上で眺めながら、主人公はどこか晴々とした気持ちになり、煩わしさから解放されたような気持ちに浸りました。そして、自分の帰りを待ってくれていた清のもとに戻り、二人で穏やかに、幸せに暮らすようになったのでした。

「感想」
この本は、坊ちゃんが、同僚の山嵐と協力し、うらなり君からマドンナを奪った赤シャツとその仲間を懲らしめる青春小説であり、夏目漱石版「忠臣蔵」のような作品です。その後坊ちゃんは学校をやめ、故郷で穏やかに暮らします。単なる勧善懲悪ではありませんが、正義感あふれる作品となっており、ファンも多いです。