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ブログ
2025年10月07日
正岡子規の命日
こんにちは。
いんさつの咲々屋マスコットキャラクターの咲子です。

9月19日は、松山市出身の正岡子規の命日「糸瓜忌」です。
「糸瓜忌」の由来は、「糸瓜咲て痰のつまりし仏かな」「痰一斗糸瓜の水も間にあはず」「をとゝひのへちまの水も取らざりき」という句からきています。
「へちま水」は、せきどめ、たんきりに使われていました。


今月は正岡子規についてお話します。毎年9月には正岡子規祭が催されます。
皆さん、坂の上の雲ミュージアムはご存じですか?司馬遼太郎の小説「坂の上の雲」の登場人物である秋山好古、真之兄弟、正岡子規について展示しています。
またミュージアムに隣接した前庭に「こども本の森 松山」が2025年7月28日にオープンしました。
小中学生を中心に全世代が対象で、収容人数は50名程度です。
まさに9月は松山の文化、歴史を学ぶに最適ですね。


ちなみに、日本酒の獺祭(だっさい)は、子規が用いた俳号の一つ「獺祭書店主人」を由来としており、書物を並べて思案する我が身を獺(カワウソ)が獲物の魚を並べる「獺祭魚」にたとえたものだそうです。


正岡子規のように進取の精神で質の高い酒を造ろうという思いが込められています。

いかがでしたか。今月は正岡子規のこぼれ話を特集しました。
これを機会に子規の作品を読んで、俳諧を俳句に改革した「写生」の精神を味わってみてください。もう今年も残り数えるほどですね。