◆ 『届かぬ支援 入院長期化』 朝日新聞2009年8月26日(水)◆



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 朝日新聞で、この度の総選挙に関して様々な政策を点検していくシリーズの中で、
社会的入院の退院施策についての記事です。

 先日、自立支援法における介護従事者への待遇改善とのことで、
現在の報酬に対して一定の助成を3年間に限り行いますという国の特別事業の説明会が行われました。

ケアホーム介護職員には4.7%とのことです。それで給料を上げなさいとのことですが、
3年たったら後はどうするのということで、選挙目当ての一時しのぎにすぎません。

 記事にもあるようにその他の改正案は廃案です。
長期入院によって奪われた一人一人の人生を取り戻すことという目的で国が動いていくわけではないので、
ろくな事をするわけがありません。いつも言っている通り、精神障害者はまだまだ置いてきぼりで特別扱い(悪い方で)です。

 政権が代わってからといって何でも解決するわけではありませんが、
少なくとも官僚主導の政治を一から見直すという意味では、大事な転換期だと思います。
皆さんもよおーく考えて、今回だけは、必ず選挙に参加してください。      『文責 谷本』

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